【保存版】フィトンチッドが生活にもたらす効果とその力とは?

ここ数年、森林浴の成分としてリラックス効果で注目されているフィトンチッドという物質をご存知でしょうか。

目には見えない小さな物質ですが、フィトンチッドには生活に役立つ様々な効果が実証されてきています。

フィトンチッドジャパンでは、このフィトンチッドを生活に取り入れていただこうと研究を重ね商品開発をすすめてきました。

森の木から取れる成分であるフィトンチッド。フィトンチッドを取り入れることによる、身体に様々な良い影響も化学的にも実証され始めました。

この記事では「フィトンチッドが身体に与える影響」というテーマで”フィトンチッドを生活に取り入れることでどのようなメリットがあるのか”を解説していきたいと思います。

フィトンチッドが生活に与える影響

フィトンチッドが生活に与える影響は大きく3つあります。

  1. 悪臭の軽減
  2. ストレス値の減少
  3. 空気の清浄

この3点です。このいずれかに悩まれてた経験をお持ちのご家庭や事業所様は多いのではないでしょうか?

悪臭の軽減

フィトンチッドは生活臭特に、ペットの臭いや生ゴミの臭いに大きな消臭効果を発揮します。

においが消える理由

フィトンチッドは樹木が発する香り成分です。テルペン類と呼ばれる揮発成分を主とした数百種類もの物質の複合体で、これらの成分が悪臭の原因物質に複雑に作用し分解中和することで臭いが無くなる(=無害化)します。

私たち(生物)が「悪臭」と感じる臭い物質はほとんどが生物にとっての危険物質です。

危険であるから臭い(くさい)と感じるわけです。

森の樹木は、自らに危険を及ぼす物質から身を守るためにフィトンチッドを放出し悪臭物質を「無害化」し身を守っています。

フィトンチッドで悪臭が消えるのは、元々は樹木が自分の身を守るための「防衛行動」からくるものなのです。

森はにおわない

皆さんも森にいくと「空気がおいしい!」「新鮮な空気!」と感じて深呼吸をしたくなりますよね?

でもちょっと待ってください。森の中は自然そのものですから、腐敗した植物や動物の死骸なども実はたくさんあるはずです。でも空気は新鮮に保たれている・・・これこそがフィトンチッドの浄化作用によるものです。

悪臭の原因物質は森林内では浄化され臭いをほとんど感じません。

世界一の自殺の名所と言われる富士の青木ヶ原樹海では、人間の1億倍の嗅覚を持つ警察犬でも自殺者・行方不明者の捜索が困難だと言われています。

日常にも実は使われている

フィトンチッドが発見されたのは約80年前。

もちろん太古の昔から存在はしていたわけですが、歴史的にみてまだ発見間もない物質で、大昔の人たちはフィトンチッドなんてものの存在は知りませんでした。

しかし、昔の人達は「植物の不思議な力」に日常生活で気づき生活に役立てています。

例えば、生魚を運ぶのに笹の葉や柿の葉に包んだり、生肉を包むのにヒノキや杉の薄皮を使う、おにぎりを竹の皮で包む、ご飯をサワラのおひつで保存する、お寿司にショウガやワサビを添えたりするのもフィトンチッドの持つ「消臭作用・抗菌作用・抗酸化作用」を活かした知恵と言えます。

「何だかわかんないけど木を使うと食べ物が長持ちするし、臭いも消える」

・・こんな感じだったのでしょうか。

今ではビニールや紙の包装が主体ですが、今のように輸送手段や防腐技術が発達していなかった昔は今以上にフィトンチッドを生活の中に活かしていたのでしょう。

 

このように、植物が本来持っている身を守るための成分がフィトンチッドです。

悪臭が軽減されるのは、そもそも植物が日常に行なっていることであり、獣臭や生ゴミの臭いなど日常生活で発せられる臭いであれば植物が本来持っている効果を発揮することが期待できます。

次に紹介するのは、最近「森林浴」の効果としても注目されているストレス値の軽減についてです。言い換えれば、リラックス効果とも呼べます。

森林浴の成分として注目されているフィトンチッド

森林浴というと「癒し」、「マイナスイオン」など色々なワードを想像されると思います。

実は近年森林浴のリフレッシュ効果やリラックス効果が様々な健康効果をもたらすことが医学的にもわかってきており、その原因物質としてのフィトンチッドにも注目が集まるようになってきました。

森林浴でストレスが減少

唾液中に含まれるコルチゾールという代表的なストレスホルモンが、森林浴後に減少。

都市部との比較実験で森林部ではストレスホルモンが減少しやすいことが証明されました。

森林浴で血圧や脈拍数が減少

森林部と都市部での比較実験で血圧や脈拍数は都市部に比べ森林部での方が低下する傾向にありリラックス状態を保てることが証明されました。

森林浴により免疫力が上がる

森林浴によって免疫力を司る「NK細胞」の元気度(NK活性)が著しく上がることが実験によって認められ、森林浴によってがんや病気への抵抗力が高まることが証明されました。

森林浴で心理的なリラックス効果

森林部と都市部におけるPOMSによる心理的変化

アンケート用紙を用いて人の気分(緊張や不安、活気など)を測定するPOMSを使用。
森林浴歩行後、森林は都市と比較して「緊張」「疲労」の気分が緩和され、「活気」が高まることがわかった。

森林浴でストレスホルモンが減少

森林部と都市部における唾液中コルチゾール濃度の推移

コルチゾールは代表的なストレスホルモンで、ストレス時に濃度が上昇。唾液から濃度を測定した。
図はストレスホルモンであるコルチゾール濃度を示す。森林浴歩行において、森林は都市に比べストレスホルモンが減少した。

森林浴で血圧や脈拍数が減少

森林部と都市部における血圧および脈拍数の変化

収縮期血圧、拡張期血圧、脈拍数はストレスがかかると上昇する。
図は収縮期血圧および脈拍数を示す。森林浴において、収縮期血圧および脈拍数が都市に比べて低下していることがわかる。森林の方が都市よりリラックスしている状態にある。

森林浴で交感神経活動が低下

森林部と都市部における心拍変動性(交感神経)の推移

心拍の揺らぎを解析することにより、自律神経活動を副交感神経活動(リラックス時に昂進)と交感神経活動(ストレス時に昂進)に分けて数値化。
図はストレスの指標である、交感神経の活性化を示す。森林浴において、森林は都市に比べ交感神経活動が低下し、ストレスが緩和されていることがわかる。

森林浴により抗がんタンパク質が増加する

森林浴による抗がんタンパク質の変化

図は森林浴前と2日間の森林浴の主要な抗がんタンパク質の変化を示す。森林浴によって、グラニュライシン・パーフォリン・グランザイムの主要な3種類の抗がんタンパク質が増加したことがわかる。森林浴によって抗がんタンパク質が増加し、がんに対する抵抗性が高まったことがわかる。

森林浴によりNK活性が増強する

森林浴による免疫能(NK活性)の変化

図は森林浴前と2日間の森林浴のNK活性の変化を示す。森林浴によって、ヒトのNK活性が1日で27%、2日で53%増強されたことがわかる。森林浴によってNK活性が増強し、がんに対する抵抗性が高まったことがわかる。

資料提供
(独)森林総合研究所、宮崎良文氏・朴範鎭氏(千葉大学)、李卿氏(日本医科大学)他

いかがですか?

このように、最近の研究で森林浴の効果が立証されだしてきました。そして、その効果を生み出している物質こそがフィトンチッドだと言われています。

今後も研究が進むにつれて、フィトンチッドの持っている成分がさらに注目されていくでしょう。

次は、空気の浄化作用について説明していきます。

空気をきれいにする効果

森の空気がすんでいる理由

休日には都会の喧騒を離れて、自然の緑を求めてハイキングなどに出かける方も多いと思います。緑あふれる森の中に入っていくと爽やかな空気が広がり空気が気持ちいいと感じるはずです。

なぜ森の空気は澄んでいるのでしょうか?

こんな実験データがあります。

東京都渋谷区の表参道を南青山方面から原宿駅に向かって移動しながら、大気汚染の原因物質で自動車の排気ガスなどに含まれるNox(窒素酸化物)の濃度を測ると原宿駅に近づくにつれて濃度が下がるそうです。なぜでしょう?

原因の1つと考えられているのが、突き当りにある「明治神宮の森」です。

明治神宮の森の中ではNox濃度は周辺道路の5分の1にも低減されます。

これは樹木自体が大気汚染物質を吸収する力と、樹木が放出する「フィトンチッド」の浄化作用にほかなりません。

大都会の汚れた空気さえも森の中では浄化されるのです。

フィトンチッドが空気を綺麗にする理由

森の樹木たちは地面に根差して生きていますので身動きが取れません。なので汚染物質から逃げることもできません。

だから樹木は空間浄化能力をもつ「フィトンチッド」を放出しています。

森の樹木は「フィトンチッド」を放出することで自らの周りの空気を強制的に浄化し、身の回りに安全な空間を作ります。

これこそが樹木が誰の力も借りずに数百年、数千年も生き続けることができる生命力の源だと言われています。

森の空気が澄んでいる理由は樹木がフィトンチッドを放出して浄化してくれているからなのですね。

 

健康への影響はどうなのでしょうか?

次に健康への効果を説明していきます。

フィトンチッドが健康へ与える影響

フィトンチッドは樹木が自己防衛のために出す成分であり、非常に優れた空間浄化能力を持っていることはわかってもらえたと思います。

近年の研究ではこれまで注目されていた浄化能力以外にも、人体への様々な健康効果もあることがわかってきました。

森林浴効果としては以下のようなものが知られています。

  • 森林浴でストレスホルモンが減少する
  • 森林浴で副交感神経活動が高まる
  • 森林浴で交感神経活動が抑制される
  • 森林浴で収縮期・拡張期血圧、脈拍数が低下する
  • 森林浴で心理的に緊張が緩和し活気が増す
  • 森林浴によりNK活性が高まり免疫能が上がる
  • 森林浴により抗がんタンパク質が増加する
  • 「緊張」「抑うつ」「怒り」「疲労」「混乱」などのストレス状態の改善
  • 「活気」「活力」の意欲、エネルギーの回復
  • 「身体の痛み」等の自覚症状の改善
  • 「全体的健康」「心の健康」等の気分の改善
  • 最高血圧・最低血圧の低下、脈拍の減少等の自律神経系の改善
  • 運動による体質改善とリハビリテーション効果

(独)森林総合研究所、千葉大学環境健康フィールド科学センター、日本医科大学、日本衛生学会・森林医学研究会による、生理・心理・物理実験等により、森林のもつ「癒し」効果の科学的解明に関する研究より

 

効果がある理由

フィトンチッドが何故人体に様々な効果をもたらしてくれるのでしょう?

2014年2月の日経新聞の記事では、

「旭川医大の中村教授ら研究チームの実験によると、北海道津別町の屈斜路湖周辺で森林を一時間歩いた男性の血液を採取し分析すると、森林を歩く前と比べて血液中のフィトンチッド濃度が濃くなっていることが確認された。」との記載がありました。

この結果について中村名誉教授は「森林のフィトンチッドは肺で吸収された後、血液中で濃縮されているのではないか。森林を歩くと気分が良くなる理由を知る手掛かりになる」と話しておられます。

森林を散歩するとストレスの減少や血圧の低下、免疫力の向上など様々な健康効果があることはわかってきていますが、呼吸で取り込まれたフィトンチッドが重要な役割を果たしていることは疑いようのない事実です。

何故樹木の自己防衛物質が人間にも有効であるのかは解明されてはいませんが、自分たちのことだけでなくすべての生命、地球にとって良いものを作り出す力が植物にはあるのかもしれませんね。

森林浴は三大健康浴と呼ばれるように!

森林浴は日光浴、海水浴と並んで「三大健康浴」と言われるほど日本国内では一般的に浸透してきました。

日光浴は「日光」を浴びる、海水浴は「海水」を浴びます。では、森林浴は何を浴びるの?? という方が多いですよね。

「森林浴」という言葉は日本独自の言葉ですが、当時の林野庁が「森林浴は、フィトンチッドを浴びましょう」と提唱して始まったものです。

すでにお話ししていますようにフィトンチッドは、微生物の活動を抑制する作用を持ちます。樹木などが発散する化学物質で、植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指します。

森林浴はこれに接して健康を維持する方法ですが、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果が高く、ストレスの緩和効果、血圧低下効果や免疫力をアップさせる効果なども知られているため国を挙げて推進しているわけです。

暮らしに取り入れる方法

樹木が作り出す「フィトンチッド」が空気を浄化する優れた能力を持っていることはわかってもらえたと思います。

でも樹木の覆い茂った森の中では「フィトンチッド」によって浄化された空気の恩恵を受けることができますが、大昔に戻った気分で森の中で生活するわけにはいきませんよね。

だから私たち「フィトンチッドジャパン株式会社」は自宅や建物の中にいながらフィトンチッドの浄化能力を活かせる商品を開発しております。

ご興味がおありでしたら商品紹介のページも覗いてみてください。

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